71.おはぎ作り
春と秋にある彼岸。
みなさん由来はご存じですか?
太陽が真東から上がり、真西に沈む
春分の日と秋分の日は、あの世(彼岸)と
この世(此岸:しがん)が通じやすく
なって、先祖供養に良い、先祖に思いが
届きやすいとのこと。
彼岸のお供え物として、「ぼたもち」と
「おはぎ」です。実はどちらも同じもの
なのですが、春は牡丹の花、秋は萩の
季節である事から呼び方が違うそうです。
デイケアでも毎年、春と秋に「ぼたもち」と
「おはぎ」を作っています。
デイケアには幸せなことに、
あんこを美味しく作ってくれる
あんこマイスターがいるため、
毎回メンバーからおねだりされて、
おいしいあんこを作ってくれます。
メンバーは炊飯器で炊いた餅米を
すりこぎ棒で米粒が少し残る
程度までつぶし、あんこ、きなこ、
ごまの3種類のおはぎを完成させます。
初めてのメンバーもいましたが、
どうしたらうまくできるかなど
メンバーに聞きながら、
協力して作成していました。
完成品はメンバーの個性が出る大きさ
となっていましたが、みんなで食べると
一斉に「おいしいー」と声が上がるほど
満足のいくできになっていました。
来月はお月見団子作りになりそうです。